「備中倉敷学」は倉敷の重要伝統的建造物群保存地区周辺の関係者(町衆)が、地域の歴史・文化等を学ぶ会を目指して発足させたもので、会名を「備中倉敷学」と命名しました。会員を口コミで集め、平成17年10月に第1回を開催しました。
見学会を兼ねた講演会を毎月(8月は休み)第二週の木曜日午後2時から開催してきました。倉敷公民館との共催で、そこの大ホールで講演会を開いています。会員だけでなく、広く一般の方にも事前申込みがなくても無料で参加して頂いています。
会員は、年1回バスでの県内の現地研修会と、身近な処でも通常では見られない所への見学会に参加でき、会員限定の特典となっています。
講演内容は、地元、倉敷だけでなく広く備前・備中地域にも広げ、また分野も多岐にわたって興味がわく演目を選び、講師もその話なら出来ると云う方にお願いし、実施してきました。
令和2年2月には170回目の例会を迎えました。その後コロナ禍で3年半の休止をせざるを得なくなりましたが、令和5年9月から再開しました。講演会には常に会員・会員外の方を含め平均70名前後の聴講者を数えます。
これからも「備中倉敷学」の会の趣旨に賛同される方の会員を増やし、「町衆」の力で会を盛り上げ、楽しく学んでいきたいと願っています。